子×智



ビデオ鑑賞は貴方と・・・









「あああああ・・・」
「ぎゃあああ・・・」

「こ、怖いです。子安さん〜」
「何だよ、お前が見たいっていうから借りてきたんじゃないか」
「だ、だって・・・すごく怖いんですもん。もう見たくないです〜。
てか、僕じゃなくて子安さんが見たかったんでしょ?この映画」


只今、僕達は映画を見ています。
借りてきたのはホラー映画でとても怖い事で話題になった映画。
本当はホラー映画よりもアクション映画の方が観たかったのに子安さんが

「智一、これ見ようよ」
「えっ、これってホラー映画じゃないですか」
「俺、この映画すごく観たかったんだよね」

「イヤですよ、僕。ホラーよりもこっちの方が・・・」
「智一、アクション映画と言いながら持っている物が違うけど・・・」
「えっ!?」
智一が手に持っているのは明らかに「そっち系」のビデオが。

「あははは・・・」
妙な空気がその場に流れる。
「・・・智一。これ決定だから!!」
「・・・はい」


レンタルビデオ屋を後にした僕達は早速マンションに戻って観てみる事に。
「じゃあ、早速『これ』からにしよう」
「えっ、いきなり『それ』ですか」

手にしたのはすごく怖いと話題になったホラー映画のビデオ。
最初のうちは『どこが?』と思うぐらいだったけど
ここまで怖いとは思っていませんでした。



「も、もう見たくないです。止めます」
「えー、最後まで見ようよ」
「子安さんは最後まで見たいんですか、僕はもう無理ですよ
本当に怖いんですって」

あまりにも怖すぎて僕には最後まで見る勇気ありません。
それなのに子安さんはまだ見ると言うし。

「じゃあ、こうすれば怖くないだろ」
『怖い』と言った僕を子安さんは後ろからそっと抱きしめる。
そして軽く触れるキスを落とす。
「子安さん・・・」
「じゃ、映画の続きを観よう」
「はいっ」



「あああああ・・・」
「うわああっ」
「ひいいいっ」

(やっぱり怖い。と、止めたい。)
止めようとして手を伸ばした時、手を掴まれた。
ガシッ
「と〜も〜か〜ず〜」
「ひっ。ごめんなさい、ごめんなさい・・・」
「何で謝ってるの?」
「えっ?そ、そういえばどうしてだろ?」
自分でもよく分からないけど何故か謝ってしまった。
何も悪い事をしていないのに。

「今、止めようとしただろ。ビデオ」
あまりにも怖いので僕は途中にも関わらず止めようとした。
「やっぱりこうしていても怖いですよ、これ。」
やっぱり僕には最後まで観れません。
だってすごく怖いんだもん。


「え〜、ここまで観ておいて今更やめる訳?」
「もう、無理です。限界です。やめましょうよ。」
ここまで言えば流石に子安さんも観るのを止めるだろう。
と、思っていたのが間違いでした。
どうやら子安さんは最後まで観る様です。
「子安さん、まだ観るんですか〜!?」

「ここまで観ておいてやめちゃったら続きが気になるから
最後まで観るよ、俺は。だから智一も最後まで一緒に観よう」
その笑顔で言われると僕はもう何も言い返せませんよ。



結局僕は最後までこのホラー映画を観る事になりました。
後ろに子安さんがいても僕には怖い思いしか残っていません。
子安さん、もうホラー映画は勘弁して下さい。
僕は本当に怖かったんですから。







おまけ?
「智一、今度はこれ観に行こうよ?」

差し出されたチケットには
今、話題のホラー映画の内容が・・・。
「もうホラー映画は結構です〜!!」


智一の受難は続く…??






Let`S言い訳タイム



いや〜、呪●を観た後に書きたくなって速攻で書いた。
智一視点で書いてみたけど、イマイチです。

後ろから『ギュッ』と抱きしめてもらうのがただやりたかっただけなのかも(ヲイ)
だって智一とこやぴーだったら仲良く一緒にビデオ鑑賞してそうだと思ったから(笑)

う〜ん・・・謎文だ。駄文だ。
ダメダメだ。
まとまってない、最後が特に。


お帰りはブラウザバックでお願いします。
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